お風呂・浴室のリフォーム 前編 | 茨城のリフォームなら久保田システムサービス
この度の豪雨による被害を受けた地域の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
避難生活を余儀なくされた方々は、ただでさえ不安な状況に加えて、コロナ感染予防にも気を配らなければならないでしょうから、本当に大変な状況とお思います。
引き続きどうかお気をつけください。
1日も早く元どおりの生活に戻ることができるようお祈り申し上げます。
さて今回は水戸市で行なった浴室のリフォームを写真でレポートします。
1枚目の写真を見た感じ、然程古さを感じさせない浴室に思えますが、ご主人様に伺ったところ…
・ところどころ震災でヒビが入ってしまったし…
・冬場になるとタイル張りの浴室は冷えるし…
・家族の高齢化に伴い、脱衣場と浴室の間の段差が危ないと感じるようになった
…というような理由で新しいシステムバスへのリフォームをご決断されたそうです。
それでは工事の様子を見ていきましょう。
まずは何といってもしっかりと養生の処理をすることが大事です。
お客様の大切なお家を気付けるわけにはいきません。
お風呂の浴室リフォームには激しい解体作業や搬入搬出を伴います。
特にハンマーやドリルを使用する解体作業では、細かい粉塵が思わぬところまで飛び散りますから、丁寧な養生処理が必要になります。
さて、いよいよ本格的な解体作業がスタート!
工事班それぞれがハンマーやバールを手に解体作業を始めます。
気温が高い日の浴室解体作業は、体力の消耗も考慮しなければいけません。
安全のため長袖の作業着を着用しているため、汗の量は尋常ではありません。
そのため休憩と水分補給は、お互いに声を掛け合い、なるべく意識的に多く摂っていきます。
浴室内と同時に窓の外からも解体作業を進めます。
特に窓枠付近は、ハンマーの衝撃で傷や歪みを作らないように慎重に慎重に。
工事班に訪ねたところ、ハンマーとバールにも使い方にコツがあるようです。
確かに素人が力まかせに振り回してもただ疲れるだけかもしれませんね。
力の入れ具合やペース配分、効率よく解体していく技術は経験によって培われていくのですね。
時には浴室内に3人が入り、それぞれの解体作業を同時に進めていきます。
破壊力抜群のドリルハンマーも登場して解体作業もいよいよ佳境。
タイルやコンクリートを破壊して出る瓦礫(通称:ガラ)をバケツに入れて運ぶ作業も並行して行います。
浴室から駐車場に停めたトラックまで重いガラを運ぶ…永遠かと思えるほどの反復作業(大げさ)
年季の入った琺瑯(ホーロー)製の浴槽は、その堅牢製と引き換えにメチャクチャな重量なんです。
鉄とガラスを掛け合わせた素材とはいえ、ほぼ鉄の重さです。
そのため「大ハンマー」というその名の通り大きなハンマーで浴槽を真っ二つに割っていきます。
さすがのホーロー製の浴槽も、本気の大ハンマーを打ち付けられてはひとたまりもありません。
ちなみにこの大ハンマー、小生は「ウォーハンマー」だと勝手に勘違いしておりました。
小型のモンスターくらいなら楽に倒せそうな威勢の良いネーミングだなぁ…と。
無事に真っ二つに破壊された浴槽は、それでもかなりの重量があります。
窓越しに声を掛け合いながら慎重に3人がかりで運び出します。
この日は暑い中での解体作業とガラの運び出しで少々ヘトヘトになりながら作業終了。
後日、配管類を整えてコンクリートを流し込み、浴室ユニットをセットしていく過程をレポートいたします!
ではまた次回!