水戸市保和苑のあじさいが見頃です! 前編 | 茨城のリフォームなら久保田システムサービス
ハイこんにちは!
さて今回は、水戸市の観光名所でもある保和苑の紫陽花を写真多めでレポート致します。
「大悲山保和院 桂岸寺(だいひざんほわいん けいがんじ)」に隣接し、徳川光圀公によって「保和苑」と名付けられたという由緒正しき庭園。
桂岸寺は地元では「二十三夜尊」とも呼ばれ、親しみを持って「三夜(さんや)さん」などとも呼ばれていたりします。
「昔は三夜さんの辺りも活気があってねぇ…」というようなことをよく聞かされていましたが、時代も変わり現在では、少し懐かしい街並みが魅力的な地域となりました。
桂岸寺の駐車場を挟んだだ向かいには、水戸藩士のために作られた「常磐共同墓地」や明治維新の志士たちを祀る「回天神社」、「格さんのお墓」など見るべきところが多くあります。
さらに近隣の「水戸八幡宮」や「愛宕山古墳」、万葉ゆかりの湧き水「曝井」など近接の名所をまとめて「ロマンチックゾーン」という名称で呼ばれ観光名所として親しまれています。
コロナウイルスの影響はこんなにも長閑なお寺まで。
例年この時期には結構な数のお客様で賑わい、撮影イベントや紫陽花の販売ブースも見受けられたのですが、今年は3密を避けるためイベント等の開催は見送られるようです。
さらにこの週末はあいにくの梅雨空で、朝から小雨が降りつづきました。
基本的に雨降ったらテンション下がるのですが、紫陽花の鑑賞に限って言えば「ありがとう、雨降り、逆に」といったところです。
シトシト降る雨の中、傘をさしての紫陽花鑑賞、あるいは小生のように花の撮影に興じる方も多くおられました。
保和苑にはアジサイ以外にも注目して欲しい箇所があります。
孔雀や白い鳩が居る大きな鳥小屋があるんです。
この日の孔雀はご機嫌が宜しくなかったのか、時折「クエーっ」と奇声をあげる程度で、羽根を広げて回ってくださるサービスはお預け。(写真は前回訪問時に撮影したものです)
聞いた話によると、昔の保和苑にはクマやアシカも居たそうですよ。現在の保和苑の様子からすると、にわかには信じがたい話ではありますが。
保和苑は、その入り口の質素な感じとは裏腹に、園内を進むに従い広がる奥行きに驚かされます。
広い原っぱを抜けると、いかにも庭園…といった池のある風景やその池を見下ろせる小高い岩山。
高さ10m程の谷を降りていくとちょっとした森のような光景の中にまた小さな池があったり、思いの外の奥行きと高低差。
ナメてかかると息切れすること必至。
肝心の紫陽花はといえば、完全に見頃を迎えていました。
雨粒を花や葉っぱに受け妖艶に輝く紫陽花はうっとりするような美しさであります。
やはり紫陽花は、そぼ降る雨の下でこそ映えるものだなぁと再確認しました。
というわけで、紫陽花というよりも保和苑の説明が多くなってしまいました。
次回は、紫陽花の花をメインに紹介させていただきます!
ではまた次回!