偕楽園で寒梅を観梅! | 茨城県水戸市オール電化リフォームの久保田システムサービス
ハイこんにちは!
2月のアタマというと一年の中で一番冷え込む時期という印象があります。
12月も1月も充分に寒いのですが2月となるとさらにワンランク上の寒さが待ち受けていますよね。
冷え込む気温に風なんか吹いた日にゃあ、体の芯まで凍えちまうってわけです。おぉ寒。。
さて今回は、日本三大庭園のひとつで「金沢の兼六園」と「岡山の後楽園」と…あとなんだっけ?…でおなじみの「水戸の偕楽園」を散策してきました。
偕楽園といえば梅ですよね。
園内にはなんと100品種3000本もの梅の木が植えられています。
早咲き、中咲き、遅咲き…と、品種ごとに咲く時期が異なるため、春の長い期間観梅を楽しめるようになっているのですね。
梅の開花とともに春の訪れを楽しむ「偕楽園の梅まつり」ですが、今年は新型コロナウイルス蔓延防止措置のため、開催が少々延期されるそうです。
催し物が延期になったり、野点茶会や雛流しなどのイベントが中止になるようですが観梅自体は通常通りできそうなので一安心。
実は有料化されてからの偕楽園入場は初めてです。(県民は入場無料、ただし2月11日から3月21日は大人300円)
観梅客もまばらな園内を好文亭の方へと進んでみます。
!?
なんだか以前よりスッキリとした印象。。
それもそのはず、5、6年前の写真と見比べてみると…
好文亭の左手側の桜の大木が…な、無い!
樹齢63年、高さ16mのシロヤマサクラ、通称「左近の桜」は、なんと令和元年9月の台風15号により倒木してしまったのですね。
仁孝天皇から贈られた京都御所紫宸殿(ししんでん)の左近の桜の苗木を弘道館に植樹したのが1841年。
弘道館の左近の桜が枯れた後、宮内庁からいただいた左近の桜系統の苗木を偕楽園の見晴らし広場へ植樹したのが1963年(昭和38年)だそうです。
由緒正しき立派な桜の大木も、大自然の力の前には無力だったのですね…。
つい先頃まで、この左近の桜の復活を目指す寄付金の募集が県により行われていました。
広大な梅林とそびえ立つ左近の桜越しに見える好文亭という光景を是非また観たい…と願わずにはいられません。
さて、肝心の梅の開花状況ですが、2月5日の時点では早咲ものがチラホラ咲いている程度でした。
偕楽園の梅林全体からすると1割にも満たないかなぁという感じでした。
とはいえ、梅以外にも見どころ沢山なのが偕楽園。
なんつったって日本三大庭園のひとつですからね。
左近の桜跡地のある見晴らし広場からは、千波湖や隣接する田鶴鳴(たづなき)梅林を見下ろせます。
梅の花が満開に咲く頃には偕楽園下の広場も色づいて絶景ですよ。
徳川斉昭公が文人墨客や家臣・領民を招き、養老や詩歌の宴を催したという好文亭は素朴でありながら清らかで上品な美しい建物です。
偕楽園を訪れたら是非ご入館頂きたい場所です。
お、結構な数のお客様が見えますね。
梅満開の時期の展望台からの景色も最高なんです。
さて歩き回って疲れたら園内のお茶屋で一休み。
梅こぶ茶と味噌田楽で冷えた体を温めます。
未だ出口の見えない新型コロナウイルスの影響が梅まつりにも及んでしまっているのは残念ですが、感染対策を行ったうえで是非とも春の偕楽園を訪れてみてください!
ではまた次回!