1800リットルの大型電気温水器設置 その3
ハイこんにちは!
今日も夏特有の不安定な大気によって、雷を伴うゲリラ豪雨に見舞われました。
しっかし降った後にまったく涼しくならない豪雨ほど程ありがたみのないものはないですね〜。
逆に余計に蒸し蒸ししちゃったりなんかしてね。あぢぃ…。
前回のレポートでは、設置小屋へと巨大な電気温水器を搬入するところまでをお伝えしました。
>>>1800リットル温水器の搬入の様子はこちらをクリック その1
段差やスロープ、狭い入り口…といった難関を、テコやコロの原理といった技術を用いて乗り越えました。
小屋の中の敷台の上に温水器をセットすることが出来たので、後は配管周りを繋ぎ、電気工事を完了させれば運転できます。
皆様が家庭で使う電気温水器は、370〜460リットルのモノが一般的ですが、今回は寮でご使用されるということで、その大きさはなんと約1800リットル!!
温水器本体の重さが約600kg!!!
全てがビッグサイズですから、当然配管も太い!
配管のナット部などを開けたり締めたりする際に使用する”パイレン”ことパイプレンチも当然大きなサイズのものを使います。
グワシっと噛ませてグイッと回します。
グワシっと噛ませてグイッ!…です。
登らせるのに大変苦労した敷台に温水器の脚を固定していきます。
重量600kgもある本体ですから自重で動いたりしなさそうではありますが、地震などの天災の威力を見くびってはいけません。
しっかり念入りに固定していきましょう。
冒頭の写真でお見せした圧着機でモルコジョイントを繋いでいきます。
手際よくギュンギュン圧着していきたいところですが、使う配管が太い故に、それを圧着するための機械の重さも相当なものになります。
ちょっとしたエイリアンぐらいなら簡単に倒せそうなくらいに無骨なルックの圧着機を使用します(レンタル機ですけどね)
普段使う圧着機なら片手でなんとか扱えますが、今回はそうもいきません。(ちなみ今回使用したのは30〜50SUという径)
電気温水器は、エコキュートに比べると構造はとてもシンプルです。
配管の構成も割と単純ではあるのですが、何せ小屋に対して温水器本体が大きいため、作業をするためのスペースも結構な狭さになります。
温水器の脇を通るのもひと苦労(痩せましょう)
本体の配電盤を見てみましょう。
これまたエコキュートに比べればだいぶスッキリしています。
カラフルな配線とカッチリ並んだ感じがステキな配電盤でした。
いよいよ作業も大詰め。
冬季の凍結防止用に配管を保温巻きしていきます。
グラスウールの保温材をアルミテープで巻いて、綺麗仕上げます。
ピッカピカのキランキランじゃないですか!
そしていよいよ工事完了です!
その日の朝、高さ約2m・重さ約600kgの巨大温水器を初めて見た時には「あぁ…こりゃ終わった(絶望)」と思わなかったわけではありません。
しかしながら当社の工事班の豊富な知識と経験、そして持前のガッツと団結力で、思いの外スムーズに作業が進みました。
…というわけで、大型の電気温水器の搬入・設置の様子を3回に分けてお伝えしました。
大型の温水器の設置などをお考えの方は、当社までお気軽にご相談・ご質問ください!
ではまた次回!
>>>1800リットル電気温水器設置リポート その1はこちらをクリック